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院長あいさつ

院長 楠山良雄

 私が当院に赴任してきた昭和56年当時、当院は地域の住民からはいわゆる「療養所」即ち「結核の病院」という古いイメージでみなされてきましたが、今では循環器疾患と呼吸器疾患の専門病院として認知されるようになっています。

 この間、国立病院の統廃合や独立行政法人への移行等、当院をめぐる環境は目まぐるしく変わりました。これからも病院にとって激しい変化の時代が続くことが予想されますが、私たちは明確な目標を持って前進していきます。

 その一つは、循環器疾患と呼吸器疾患の診療を通して地域医療に貢献するということです。その為には上質な医療を提供し、医療の透明性を高め、チーム医療の充実を図っていきます。当院は平成18年に県から地域医療支援病院の施設認定を受けました。勉強会や研修会を通して、地域医療のレベルアップにも貢献していきます。また、当院では平成19年6月に呼吸器センターを立ち上げました。県下紀中・紀南地方における呼吸器疾患診療のセンターとして、今後機能の充実を図っていきます。

 目標の第二は、政策医療の遂行です、当院では、国立療養所の時代から結核と重症心身障害児(者)の医療を担ってきました。この20年間に結核患者数は激減しましたが、和歌山県の結核診療の拠点として今後も診療を継続していきます。